好調♡アンディのスケジュール帳
学校の連絡帳に・・・
「アンディの『朝の別れの儀式』の対応策を専門医のアドバイスを参考に、本日より開始します。ご協力ください。母」
「私もどうしたらよいか悩んでいました。専門家の意見が聞けるのはありがたいです。よろしくお願いします。担任」
本当にどうなるか、ドキドキするものの、今の所毎日好調だ。
「アンディのスケジュール帳、すごいですね。会話もできるし、言葉で解っているように見えるのに・・・担任」
「今日もニコニコして、教室に入ってきました。登校後の活動もスムーズでした、教務の先生(いつもアンディをなだめたり、励ましたり、時には、追いかけたり、捕まえたり役の先生)もあまりにもスムーズなので、驚いていました。お母さんが書いたスケジュール帳を黒板の所に置き、時々眺めています。担任」
今日は下駄箱で、2回不安になってしまったようだ。
2回スケジュール帳を見せ、「こうだよ♪」「楽しみがあるよ♪」と話す。
「うん
「行ってらっしゃい
きっと、アンディは不安になると、記憶がす~っと抜け、
そうするといてもたってもいられないほど、
さらに不安になるんじゃないかなって思う。
そんな状態で、周りが、やれ、大丈夫だよ。とか、
頑張って行っておいで、とかあれ買ったげる、とか、
お楽しみの○○が待っているよ、とか言っても、
耳からなんて何の情報もキャッチできてないんじゃないかな?
だれだって、焦ったり、不安なことに集中してしまうと、
人の話や忠告なんて耳には入らない。
そんな時言葉の集中攻撃は意味がない。
言葉でなく、紙面で伝えると、
紙面に意識を傾けることができ、
気持ちを整えることができるんじゃないかって思うんだ。
・・・と妹のグレースに話した。
すると・・・
「わぁぁぁぁぁ~、わっか~るぅ~アンディの気持ちよくわかる。」
「はい???」と私。
「私も子供の頃そうだったぁ~、不安になると、記憶がス~ッと抜けていって、私なんて、力まで抜けて行ったよ~、でも私のときは回りは誰もわかってくれなかったなぁ~、アンディはサマンサが母親で本当に幸せだよ♪」
「っていうか・・・やっぱりあんたも発達障害気味な人だったんだねぇ~。」
「ほほほっ~そうかもしれんね~」
「そんな風だったんだ、こどもの時・・・知らなかったよ。で、そんな時、あんたはどうして欲しかったの?」
「私は、誰かにぎゅ~ッと手を握っていて欲しかったなぁ~」とグレース。「アンディの場合はそのスケジュール帳なんだじゃない?」
不安な時、心を整えてくれるもの(支援の形)は、人それぞれ違うのだ。
だからこそ、その人、その人にぴったり合ったものでなければ
意味もないし、効果もないんだ。
良かれとしてやっても、ただの押し付けになってしまう危険性は大なのだ。
こんなこと解りきっていることなのに・・・
百も承知のはずだったのに・・・
アンディとグレースに教えられた気がする。
支援に大切なこと・・・
人を育むことに通ずる大切なもの・・・
目を向けるべき場所・・・
もう一度思い出させてくれた気がする。
アンディの場合、スケジュール帳をスケジュールを円滑に進めるためのツールとして考えていてはいけなかったんだ。
不安な心を癒すツールだったんだ。
同じスケジュール帳だけど・・・・その意味合いは使うものによって全く違うものとして存在しているんだ・・・・
パッチアダムスの映画の一説を思い出した。
Look at me!
Don't focus on the problem.
If you focus on the problem,
you can't find a solution.
Look at me.
See what no one sees.
See what people chooses not to see.
See the whole world anew each day.
本当にそうなのだ・・・
しかし、グレースよ、あんたもやっぱり・・・・・?
とどのつまり、人類は皆スペクトラムなのだぁ~
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